箏・尺八ユニット「Den3」待望の初アルバム

三重奏のレパートリーを増やしたいと2006年に結成、ライブで新作を委嘱初演してきた「Den3」が結成10年を記念して制作したアルバム。箏・尺八三重奏という編成で6人の作曲家がそれぞれの個性を発揮する

叙情歌からアニメソングまで箏・尺八のアレンジで

解説：今回、ソロ・デビュー盤をリリースした丸田美紀は、グローバルに活躍している気鋭の箏奏者。箏のように日本の伝統と深く結び付いた楽器の分野で、“同時代”と積極的にかかわっていくのはとても大変なことだろうと思う。しかし、彼女が紡ぎ出す音楽は、茨の道を行くといった悲壮感が漂うものではなく、柔軟性と飛翔感に満ちている。沢井忠夫の「鳥のように」をはじめ、現代曲と古典を取り混ぜたプログラムといい、適応力に富んだセンスといい、確かな存在感をもった丸田の才能が満喫できる一枚だ。 (満津岡信育) --- 「CDジャーナル・レビュー」2001年07月号

古典から現代の名曲まで、沢井忠夫の弟子丸田美紀による筝の名演奏で綴る。その超絶技巧と豊かな表現力によって、筝曲の枠を超えた新しい邦楽の世界を展開。今回収録の彼女の歌声にも注目

■収録曲
01鳥のように
02「情景三章」〜うねり
03「情景三章」〜やすらぎ
04「情景三章」〜慟哭
05あいびき
06みだれ
07莞絃秘抄
08「六ツの詩〜森によせて」〜朝
09「六ツの詩〜森によせて」〜霧の中
10「六ツの詩〜森によせて」〜子守唄
11「六ツの詩〜森によせて」〜風
12「六ツの詩〜森によせて」〜こもれび
13「六ツの詩〜森によせて」〜緑よ

叙情歌からアニメソングまで箏・尺八のアレンジで

渡辺泰子・正子母娘のアレンジによる名曲集。日本の叙情曲からアニメソング、ジャズのスタンダードナンバーまで、尺八にジョン海山ネプチューンを迎えてたっぷり聴かせる。

二重奏から五重奏まで 江戸信吾の最新作を収録

人気作曲家江戸信吾、CDとしては5作目のアルバム。スケルツォシリーズ4作目となる「平城山スケルツォ」は箏2・17・尺八の四重奏で。「二重奏 しぐれの夜」は、伯父・坂本勉作品のうち江戸が一番お気に入りの曲で、独奏を箏二重奏に編曲したもの。

古今和洋問わず愛されるメロディを箏アンサンブルに編曲

「竹田の子守唄」「荒城の月」「さくらさくら」は箏独奏、「テルーの唄」は17絃独奏、「風の丘」「愛のあいさつ」は箏二重奏、その他は箏2・17絃1の三重奏にアレンジ。

津軽三味線＋箏＋打楽器、遊び心いっぱいのCD

2006年に結成、ライブを重ねてきたTrinityの1stCD。「弥三郎節」に箏の「六段」を重ねたり、三味線でアラブ風の音楽を演奏したり、自由な発想で聴かせるユニットだ。「鯵ヶ沢甚句〜津軽塩釜甚句」「津軽小原節」では、竹童の師・初代竹山愛用の三味線に絹糸を張って演奏している。

尺八三重奏曲も収録、水野利彦作品集第8作

「巴」は水野作品には珍しい尺八三重奏曲で、田辺・坂田・藤原の演奏で聴かせる。その他はすべて四重奏曲。

国澤秀一、箏・尺八で北の大地を描く

釧路を拠点に活躍する国澤秀一の作品集。吉崎克彦らベテラン陣を迎え、三絃二重奏から箏・三絃・17絃四重奏まで、様々な編成で聴かせる。

OΛS/S初のライブアルバム

「ライブ疑似体験をしてほしい」という作者の意図により、トラック分けされていない。かけっぱなしでギターと尺八によるアコースティックサウンドを楽しもう。

アップテンポで、耳になじむ。でもポップスじゃあない。 琴、尺八、三味線が織成す、新しいかたちがここにある。

青空の下で聴きたい尺八とギターのデュオ

楽曲もアレンジも厳選されたO∧S/Sのマキシシングル。人気曲「涙そうそう」や、小林純の尺八アドリブソロもたっぷり楽しめる。

人気の江戸信吾作品集第3弾

早くも3枚目となる江戸信吾の作品集。マイナー調で劇的な展開の作風が持ち味となっている。終曲「孤愁」は田辺頌山による尺八独奏曲。

箏・17絃・尺八による3〜4重奏曲を

今注目の新進作曲家・江戸信吾の2ndアルバム。箏・十七絃・尺八による三重奏〜四重奏の秀作6曲を、現在活躍中の若手実力派の演奏で収録。

江戸信吾作品を注目の若手の演奏で

今注目の若手作曲家・江戸信吾の代表作を、若手実力派の演奏で収めた初のCDアルバム。全体にマイナーで繊細な美しさの作品が並ぶ。「さすらいセクスティッド」は、伯父坂本勉の独奏曲を六重奏にアレンジした作品。

純正調が生み出す深く豊かな箏の響き

箏の西陽子と作曲家・藤枝守の共同作業によるアルバム。平均律が一般的となった現代にあえて純正調を用い（本誌「知己往来」参照）、植物の電位変化に基づくデータから作成された音楽。それは決して理論先行のものではなく、はっと驚くほど温かい響きを箏から紡ぎだし、琴線に触れるメロディーを生み出している。

ポピュラーの名曲を美しい箏ソロにアレンジ

今人気のあの曲を大平光美がシンプルな箏ソロにアレンジ。女性らしい繊細で美しいアレンジに仕上がっており、実力派女性3人による優しい演奏が耳に心地よい。楽譜は大日本家庭音楽会より発売しているので、お近くの和楽器店でお求めを。

古典から現代曲まで、沢井一恵の魅力を一枚に

沢井一恵が古典〜現代曲のなかからこだわりの楽曲を収録したアルバム。ソフィア・グバイドゥーリナが彼女に捧げた「今朝目覚める直前に」や「みだれ」「六段」の未発表録音を収録。

新旧の人気曲を集めて

過去の人気曲の再録と新曲をあわせて6曲収録。

箏ソロから六重奏まで多彩な編成で

今もっとも人気のある作曲家の一人、江戸信吾の4thCD。箏ソロ・尺八ソロから箏・十七絃・尺八六重奏まで、さまざまな編成で聴かせる。パワーみなぎる若手プレイヤーが勢ぞろいしているのも魅力。

話題を呼んだアレンジ曲集の第2弾

“てみ”こと大平光美編曲、箏ソロによる名曲アレンジ集、第2弾！ 幅広い年代に愛される日本のポップス12曲を、表情豊かな深い音色で聴かせる。

・雲の流れに・夢の舞・妖精の森・城伝説・たそがれどきの夢うつつ・虚空へ・銀の月。

初の三絃独奏曲も収録、水野作品集第7弾

箏・尺八・十七絃の合奏に加え、今回は三絃独奏曲も収録。「春の海・21」は、名曲「春の海」を箏2・17・尺の大合奏用に編曲したもの。

「さくら」をテーマに春を描く

話題の新曲や親しみやすいメロディを箏・尺八にアレンジして聴かせるRINKOシリーズ第4弾。今回は「さくら」をテーマに、箏2＋尺八、または箏2＋17絃の三重奏を中心に9曲を聴かせる。

箏のすべてを一流演奏家の実演による壮大な映像で

箏の変容の歴史と、各時代を代表する箏曲の実演の両方を収めた画期的な映像集。美しいロケ映像と豪華な演奏陣が魅力。

発売国 ：France

・ Rokudan ・ Godan-Kinuta ・ Harusandi ・ Shinsencho Bukyoku ・ Haruno Sugata ・ Taka ・ Shouhin 1 ・ Raden